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棋書マニア必見! 将棋 古書の探し方 4つの方法

皆さんは自分に合った戦法を指してますか?
私は相変わらずマニアックな将棋戦法書を探しては読んだり…をしています。

でも、将棋の本ってすぐに絶版してしまうんですよね。 特に奇襲やマイナー戦法系の本。
だからいい本は見つけたらすぐ買わないといけないというのが現状です。

最近はKindleという電子書籍もあり、絶版問題は少し解決していますが それでも電子書籍化されていない本、絶版した本などを見つけるのには一苦労です。

藤井聡太四段が登場して、将棋人気が高まり 将棋本が売れているようですし、この絶版問題が将棋マニアをまた襲うかもしれませんね。


そこで今回、絶版した将棋の本の探し方 を紹介したいと思います。
2017年現在、インターネットを使えば古書が結構探せるんです。


●主な将棋本探しの方法
1.自分で古書店を探して買う
2.本屋で取り寄せてもらう
3.図書館を使う
4.インターネット通販で買う

この4つが主な方法だと思います。
この4つの方法のポイントを語りつつ、最近の棋書の良い探し方を紹介していきます。


1.自分で古書店を探して買う
akasi.jpg
昔ながらの一番シンプルな探し方。
将棋・囲碁の古本といえば、東京のアカシヤ書店。 (上画像)
ここなら将棋の本は大体揃っています。 (後で詳しく紹介します。)



掘り出し物度: (良い古書店があれば、そこに将棋本が揃ってる率高し。)
商品の価格:B (古書店では基本的に定価かそれ以下。 プレミア本なら物によりけり。 ただし交通費などがかかる。)
手軽さ: (古書店を探し、そこまで行くだけで一苦労。 店の中の本棚から、将棋本を探すので二苦労。 さらにそこから本を持ち帰るまでと三重苦…。)

オススメ度: (良い本が見つかる可能性はあるが、地域に左右される。 目当ての本が見つかるとは限らない。 そして体力的に疲れる…。)


ブックオフなどに行くと、案外将棋コーナーで伝説の名著が安く売ってたりもします。 (中にはサイン本などもあったり。)

掘り出し物を見つけたい人、古書店の多い地域を回る人にはオススメの方法です。
商品の状態を生で見て、そして購入するので 一番自分が納得できる本を買う事ができます。


2.本屋で取り寄せてもらう
junkmini.jpg
宮脇書店ジュンク堂書店蔦屋書店くまざわ書店紀伊国屋書店ブックファースト など。
全国のリアル書店の在庫をチェックし、そこから取り寄せてもらえます。 去年絶版した程度の本なら、案外この方法で新品が見つかる事も!



掘り出し物度: (絶版した本はまずリアル書店から消えていく。 ただし稀に地方の本屋などに在庫があり、数年前のプレミア本が見つかる事も。)
商品の価格: (新品定価で売っています。)
手軽さ: (電話、インターネット問い合わせで取り寄せれば 最寄の店舗まで取り寄せてくれます。)

オススメ度: (去年絶版した程度の本なら、案外このリアル書店の在庫検索で見つかったりします。)


Amazonでプレミアがついて値段が上がった本でも、リアル書店の取り寄せを使えば ギリギリのタイミングで新品定価で手に入るかもしれません。
まずは書店に問い合わせてみましょう。

私も書店に問い合わせる事で、最近絶版した ひと目の横歩取り (マイナビ将棋文庫SP) をギリギリで入手できました。



●書店検索リンク
在庫検索可能なリアル書店一覧 - NAVER まとめ
気になる本があったら、ここで在庫検索してみましょう。
書店になかったら古書店やインターネット通販や次に紹介する方法です。



3.図書館を使う
toshokamin.jpg
意外と盲点な方法。 古書もキッチリ保管されており、必要な時に無料で借りる事が可能。 プレミア本なども他の県から取り寄せて貸し出ししてくれる事も。
蔵書検索がネットからできるので、見つからなかったあの本を検索したら案外見つかるかも!?


掘り出し物度: (絶版しようが、保管するのが図書館のお仕事。 なので予想以上にレア本が貸し出し可能だったりします。)
商品の価格:無料 (図書館なので借りる料金はタダ! 同県内なら、取り寄せが無料の図書館も。 県をまたぐ場合は送料がかかる事があります。)
手軽さ: (意外と図書館が遠かったり、貸りたら返さないといけないので読むのに焦る事も。)

オススメ度: (掘り出し物を見つけ、タダで読めるので最高の方法のようですが…。 他の方が先に借りている事も多く、本の状態も悪かったり、欲しい時に借りれない事があるので。 でもまずは図書館検索をオススメしたい。 タダだから。)


将棋入門を考えている、最近の子供達にもオススメ。
お試しで子供用の将棋本を借りて、その後に将棋に興味が出れば その本を買ってあげると良いかもしれません。
お金もムダになりませんし、図書館を使うという習慣も自然にできるので、本を読む事に興味を持つかも?

あと借りた本は大切に使って、期間内に返してあげてね。
次の人も綺麗に読みたいので。



●図書館検索サイト
カーリル 日本最大の図書館蔵書検索
ここで日本全国の図書館の貸し出し状況が検索できます。
まずは自分の県内で読んでみたかった本を検索してみては?

私は上記の図書館蔵書検索で 木村一基の急戦・四間飛車破り (NHK将棋シリーズ)蘇る秘伝大道棋 など、絶版したレア本を見つけて借りた事があります。


4.インターネット通販で買う

今回記事を書いた理由が実はコレ。
最近のインターネット通販での古書の探し方。

通販で流通が良くなり、昔の本もお金を出せばすぐに買えるようになりました。
しかしその一方、絶版した将棋本にプレミアがついて すぐに値上がりする…。 という現象が起こっています。

オススメの将棋本通販サイトは? どんな感じで購入するの? という事を解説しながら ネットでの棋書の探し方を紹介したいと思います。

■インターネット通販の目次
・まずは書籍横断検索システムで検索

■将棋本をネットで買うにはどこがいい?
・Amazonで買う
・hontoで買う
・ブックオフオンラインで買う
・アカシヤ書店で買う
・将棋タウンで買う
・駿河屋で買う
・日本の古本屋で買う



●まずは書籍横断検索システムで検索
shosekim.jpg
URL:http://book.tsuhankensaku.com/hon/

ここで気になる書籍を検索すると、登録されている26のネット書店全部の在庫を一気に検索してくれます。
ネット古本屋の ブックオフオンラインネットオフ からも在庫検索をしてくれるのが有り難いですね。
これで探している本が絶版しているか、まだ販売されているかのチェックができます。


さっそく気になる本を調べてみましょう。
試しに3年ほど前に出た 決定版! 超速▲3七銀戦法 (マイナビ将棋BOOKS)を検索。
マイナビ系の戦法本はすぐ絶版するイメージですが、どうなんでしょうか?
shosekioudm.jpg
既にAmazon以外全滅のようです。
これで探している棋書が絶版しているかどうか一目でわかりますね。

そろそろ決定版! 超速▲3七銀戦法 (マイナビ将棋BOOKS) は絶版する雰囲気なので、気になる方は買っておいた方が良いかもしれませんね。
こんな感じで気になる本の現状をサクッと確かめられました。


では目当ての本が絶版している時はどうするのか?
今回はネットでの古書の探し方、オススメのサイトを紹介します。




Amazonで買う
amazom.jpg
URL:https://www.amazon.co.jp/

今やインターネット通販の大御所、Amazon。
ここで棋書を買ってる方は多いでしょう。
流通している本は定価で買え、お急ぎ便なら翌日に届けて貰えるので 新書の購入にもよく使われます。

このブログからもAmazonへ本のリンクを貼っているので、Amazonで将棋の本が買える事は このブログを見ている方なら知っているはず。

本が絶版したら、ネットではまずAmazonの流通がなくなるので、ここで新品が売られていなければ 「あぁ、この本はもう販売していないんだな」 と皆さんも思うはず。
それでも中古のユーズドで販売が続いていたり、レアな棋書が安く手に入る事もあり 「ネットで棋書を探すにはまずAmazon巡回!」 という方は多いはず。









koroteku1m.jpg
超急戦!!殺しのテクニック (塚田泰明の速攻将棋)
今調べても貴重な本が安く見つかる。
逆にプレミアがついて1万円以上する本も。










プレミアがついて高い本が多いのがAmazon…。 だが電子書籍なら…?

実はAmazon、将棋本の電子書籍化にも取り組んでいて Kindleストア というコーナーもあります。
10年以上昔に絶版した本もKindleで電子書籍化され、何と一冊1000円ぐらいで買えるのです。
amkild.jpg
amazon Kindle 将棋
電子書籍のKindleなら絶対に絶版はしない。 棋書の絶版・値上がり問題を解決するかもしれない。
読むには 電子書籍リーダーが必須! と思っている方もいるでしょうが、実はスマートフォンさえあればKindle本は買って読めます。
電子書籍リーダーを使うと、ディスプレイが大きく 目に悪いブルーライトも抑えられ、画面の質感が紙のような感じに見えるという良い面も。
より実際の本のように読みたい! という方は電子書籍リーダーを買いましょう。



・電子書籍リーダー

リンク先に8000円代から 色々なモデルがあるので、自分のお財布と相談しながら選びましょう。
まずはお手持ちのスマートフォンで電子書籍を体感してから…でも私は良いと思います。







Amazonの評価
掘り出し物度:A (プレミアがついていたりするが、基本的にどんな本も売っている。)
商品の価格: (定価より安い物も結構あるが、絶版した良著は真っ先にプレミアがついて値上がりする)
手軽さ: (多少値段が高くても、カゴに入れて1クリックで買える。 どこのネットサイトよりもお手軽。)
届くまでの日数:平均1~3日 (お店によりますが、基本的に注文から基本1~3日で届く。 届くまで早いのが大きいメリット。)

オススメ度: (Amazonで探せば大体の本は見つかるが、絶版本は定価より高くなるケースが多い。 絶版将棋本の電子書籍化に力を入れているので、Kindle本を含めればオススメ度は)


どうしても急ぎで棋書が欲しい! 調べるのが面倒だが、手軽に絶版した棋書が欲しい! という方にオススメ。
今後Kindle本が充実すれば、最高の将棋通販サイトになるかもしれません。



hontoで買う
honologom.jpg
URL:https://honto.jp/

丸善・ジュンク堂・文教堂などのリアル書店が始めた通販・電子書籍サイト。
Amazonなどで在庫がなくても、丸善・ジュンク堂・文教堂などのリアル書店の在庫から探し、そこから取り寄せて通販してくれるサイト。
今回の絶版棋書購入の方法で紹介した「2.本屋で取り寄せてもらう」をネット通販化したのです。

hontom1.jpg
リアル書店ならではの情報網は侮れない。
1年以内に絶版して流通していない本なら、ギリギリ見つかる事も。
ここならAmazonや他の書店で見つからない絶版本などが、案外見つかったりします。





honto2m.jpg
honto 将棋
既に絶版した本が、ここ新品で売ってる事も。
紙の本の他、電子書籍も売っているので 絶版対策も考えられています。






hontoの評価
掘り出し物度: (リアル書店提携なので、本が絶版するとhontoでも在庫が無くなっていく。 稀に数年前の絶版本が見つかったりする。)
商品の価格: (新品定価で買えます。買い物合計1500円以上なら送料も無料。)
手軽さ: (基本的に普通のネットサイトと同じ。)
届くまでの日数:平均3~7日 (日本全国の書店から探し、取り寄せてから発送するので少々発送までが遅い。)

オススメ度: (リアル書店のネットバージョンなので、基本的に2の方法と同じ。)

絶版した将棋本を諦め半分でhontoで検索してみたら、案外見つかる事があります。
電子書籍も販売しているので、今後の電子将棋本の充実に期待。



ブックオフオンラインで買う
bokoftpm.jpg
URL:http://www.bookoffonline.co.jp/

本を売るならブックオフ♪ のキャッチフレーズで有名なブックオフ。
よく利用している方は多いんじゃないんでしょうか?

古本のオンライン販売もやっていて、それなりに将棋本があったりします。
ただそれでも定価より少し安い程度で、案外中古将棋本が少なかったりします。

少々珍しそうな将棋本があっても、ブックオフオンラインで売っている商品はAmazon中古販売でも同じぐらい安く売っている という感じをよく受けます。 (これはAmazon側の流通・中古値段設定が凄すぎるだけなのですが…。)

新品の販売もしており、これは定価通り。

ただ他の店でまだ新品で流通している本が、結構早く中古として売り出されたりするので 最近の本を中古でもいいから 少しでも安く買いたい! という時に使うのがオススメ。





bukofm.jpg
ブックオフオンライン 将棋検索
将棋本の数はそれなりにあるが、貴重なプレミア本は案外売っていない。
本の値段は定価より微妙に安い程度だが損はしない。 頑張って探せば掘り出し本が見つかるか?
痛快! ワンダー戦法 (週将ブックス)(上画像) など、最近は出回っていない戦法本が置いてあったりする事もあるので目は放せない。






ブックオフオンラインの評価
掘り出し物度: (将棋本の数は結構あるのだが、案外Amazonなどで見かける本が多い。 レアな本が見つかる率は低め。)
商品の価格: (定価よりは絶対安いので損はしない。)
手軽さ: (クレジット払い、手軽な手続きですぐ買える。 このあたりは流石の企業力。)
届くまでの日数:2~4日 (ほぼ2~4日以内に確実に届き、通販サイトでは早い日数。 )

オススメ度: (プレミア本はないが、数年以上前の絶版戦法書は結構あったりするので そこが狙い目。)


Amazonで購入する前にブックオフオンラインで値段をチェックして 安ければそちらで買う。 というのが賢い使い方だと思います。
通販サイトとしては対応も早くて優良です。


そして次以降に紹介するのがマニア寄りの探し方です。



アカシヤ書店で買う
akasiyatm.jpg
URL:http://www.akasiya-shoten.com/

将棋・囲碁の棋書に特化したリアル書店。
『1.自分で古書店を探して買う』 で紹介した有名な古書店。

実はネット通販も一応ながら行っています。
注文方法はメール、支払い方法は郵便振込み・着払いと 昔ながらの通販方式。
ちょっと手間がかかって面倒です。

それに店主さんはとても棋書の価値を理解している方なので、プレミアがついた本は即値上がりします。

一見時代に逆行した本屋さんのようですが、アカシヤ書店の凄い所は棋書の豊富さ。
ここに売っていない将棋の本はない! というぐらい充実しています。



akasiyasmi.jpg
アカシヤ書店 将棋覧
本当になんでもあります。
このリストにない将棋の本でも、問い合わせたら見つかる可能性は高いです。


値段は高いが、探している将棋の本が絶対に見つかるお店。
それがアカシヤ書店です。




・Amazon出品もやっている。 こちらなら手軽で早く届く!
■アカシヤ書店 Amazon
他にアカシヤ書店で手軽に将棋本を購入するなら、 アカシヤ書店のAmazon出品 で買うのがオススメ。
Amazonでも将棋本の通販を始めており、そちらの品揃えも物凄い数です。
Amazonを通せば手続きも楽で2~4日ぐらいで届きます。






アカシヤ書店の評価
掘り出し物度: (Amazonにない本でも、ほぼ絶対に見つかる。)
商品の価格: (しかし基本値段は高めに設定。 送料もかかります。)
手軽さ: (注文メール、支払いに手間がかかりすぎる。)
届くまでの日数:5日~ (メール注文からの取引になるので、発送まで時間がかかる。 Amazon出品もしているので、そちらなら発送が早く手軽。)

オススメ度: (高い・遅い・手間がかかる…。 と悪い事尽くめのようですが、探している将棋本が絶対に見つかると言うのが大きい。)


店主さんは将棋・囲碁の本の価値を本当に理解した方なので、将棋本を売る時は是非ご依頼してみましょう。
キッチリとした査定をしてくれるでしょう。



将棋タウンで買う
shogitauhmn.jpg
URL:http://www.shogitown.com/

将棋の古書専門店。
Amazonで高くても、ここで調べれば安い値段で見つかったりします。
サイン本や希少本も充実しており、将棋棋書好きの方はよく使っているサイトだと思います。




shogitau1m.jpg
将棋タウン 定跡(その他)
絶版本も充実。
たまに処分セールもやっており、状態が悪めの貴重な本をまとめて安く売っていたりします。


ここで古書を買うと、将棋タウンが発行している将棋コラム冊子『一歩千金』が月に届いたりします。
詰め将棋・NHK杯の次の一手などのコラムなど、冊子だけで結構楽しめます。







将棋タウンの評価
掘り出し物度: (将棋本に特化したサイトなので、普通じゃ手に入らないプレミア本がよく見つかる)
商品の価格: (どの本にプレミアがついているか、よく理解されているので プレミア名著の値段は高い。 アカシヤ書店よりはやや安め。)
手軽さ: (支払い方法が郵便振替・銀行振込で発送まで少し手間がかかります。 面倒な方には代引きも有。)
届くまでの日数:3・4日~ (普通の平均的な個人通販サイトです。 手早くお金を振り込めれば一週間ほどで届きます。)

オススメ度: (アカシヤ書店よりは安めに設定。 アカシヤ書店を探す前に見たい通販サイト。)



サイン本、プレミア本もあり 楽しみながら棋書を探せるサイトです。



駿河屋で買う
surugaya1m.jpg
URL:http://www.suruga-ya.jp/

ゲーム・古本・DVD・CD・トレカ・フィギュア 通販ショップの駿河屋 というフレーズで売り出している駿河屋
普通はゲームやフィギュア目的で利用する方が多いでしょう。

ですが駿河屋で将棋検索をしてみると… 案外棋書が出てきます。(上記画像)

駿河屋 将棋
値段も結構安く、ネット通販なのに掘り出し物が見つかります。
検索の次第では、まだ見つかっていない将棋本があると思います。

将棋本の買取も始め、その販売を始めつつある… といった感じでしょうか?
ゲームやカードなどを買うついでに、将棋本を買って送料を浮かすという使い方もできるかもしれませんね。

ただし駿河屋は商品の発送が異常に遅く、発送まで一週間~二週間はかかる事が普通です。
そこさえ目を瞑れば、安く掘り出し物が手に入るサイトです。





駿河屋の評価
掘り出し物度: (古い将棋世界が付録付で売っていたり、マニアックな本があったりする。 だがまだ商品数が少なめ。)
商品の価格: (基本的に定価より安い。 300円以下で売っている本もザラ。)
手軽さ: (クレジット払いができるので、手続きは楽。 このあたりは手馴れた通販サイトです。)
届くまでの日数:1週間以上 (…と思いきや、発送まで異様に遅い。 この発送の遅さも含めて駿河屋とも言われています。)

オススメ度: (安く掘り出し物が見つかるかもしれないが、まだ将棋本の種類が少なめ。 これから将棋本が増えれば需要は高まるかも。 だが発送までの遅さが痛い。)


個人的にかなり期待度の高いサイトです。
だが商品が届くまでが遅い。
そこを含めて駿河屋の楽しさですけどね。

今後将棋マニア向けの掘り出しサイトになるか期待です。


さぁ次に紹介するサイトで最後です。



日本の古本屋で買う
nihofurut.jpg
URL:https://www.kosho.or.jp/

実は今回このサイトを紹介したくて、この記事を書いたんですよね。
日本全国900軒の古書店、古本屋が参加し それらの本を通販できるようにしたサイトなのです。
先ほど紹介したアカシヤ書店もこのサイトに加盟しています。

ここは古書店と買い手をマッチングさせるためのサイトで
購入手続きの後は、古書店と取引ナビを使い 1対1でやり取りします。


なのでちょっと面倒かな・・・って思われる方はいるでしょう。



ですが全国の古本屋さんが本を出していて、値段も定価より安い物が多いんです。
そして日本全国900軒の本の中から検索するので、昔の貴重な将棋本が結構出てきます。

古書探しの方法で最初に紹介した 『1.自分で古書店を探して買う』 の問題だった 「手軽に買いに行き難い」 を解決したような感じです。
これなら自宅に居ながら古書店巡りも可能です。





huruho1m.jpg
日本の古本屋 将棋検索
今でも貴重な 先手三間飛車破り が1200円! (2017年5月30日時点)
他にもプレミア本が安く売っている事が多いので、探していた掘り出し物が見つかるかも。




ただし支払い方法がお店によって違い、しかも購入店と直接メールで取引しないといけません。
クレジット払いができるお店もありますが、郵便振替・銀行振込しかできないお店もあるので そこがデメリットです。



探していた昔の絶版棋書が欲しいけど、もう安く手に入らない…。 と諦める前に日本の古本屋で検索です。






日本の古本屋の評価
掘り出し物度: (諦めていたあの本を安くゲット! 掘り出す事が可能です。)
商品の価格: (お店によりますが、基本的に定価より安いお店が多かった。)
手軽さ: (クレジット払いができるお店もあります。 基本メールでの取引き、郵便・銀行での入金になる可能性もあるので少し面倒。)
届くまでの日数:お店によって違います。 (基本的には取引含め一週間前後で届きます。 早いお店なら3日ほどで届きました。)

オススメ度: (高くて手に入らなかった絶版棋書を安く手に入れれる率高し。 取引の面倒さえ気にしなければ、いい古書発掘サイトです。)



日本の古本屋は 昔からあったサイトなので、こうして今も続いているという事は 古書ファンに根強い人気があるのでしょうね。
クレジット払いができるお店も増えているので、昔よりは使いやすくなっているサイトです。




いかがだったでしょうか?
以上が絶版将棋本を探すための4つの方法でした。

私は棋書もそれなりに探していた時期があり、その時にお世話になった方法・サイトをまとめてみました。
リアル書店での取り寄せや、図書館で探すというのも将棋本では効果的で オススメです。


ネット通販店では、アカシヤ書店・将棋タウンなどが将棋本の主流ですが 駿河屋も意外と穴場なんだなと知り、是非紹介したいなと思った所です。
そして日本の古本屋の存在もあり、これらの方法を使えばプレミア将棋本を安く手に入れる事ができると思います。

Kindleや電子書籍の絶版対策なども進んでおり、これからの書籍業界がどうなるかも楽しみですね。
絶版問題が解決すればいいのですが…。






そんなわけで棋書探しの方法を紹介してみました。
インターネットでも十分掘り出し物が見つかる時代なので、皆さんも良ければ探していたあの本を 探してみるのはどうでしょうか?
案外あっさり見つかるかもしれませんよ。


そして読み終わって使っていない棋書は古書店・古本屋さんに売って みんなで流通させましょう!
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新版角換わり腰掛け銀研究 実戦譜

復刊ドットコムで伝説の名著『新版角換わり腰掛け銀研究』が復刊しました。


・角換わり腰掛け銀研究とは
島朗九段が1994年に『角換わり腰掛け銀』の戦型のみに絞り研究した著書。
『角換わり腰掛け銀』と戦型を絞っているにも関わらず、400ページにも及ぶ濃密な内容。

この本にはちょっとした逸話があります。

Wikipedia
島朗九段より抜粋。
・自著の「角換わり腰掛け銀研究」は1995年に第7回将棋ペンクラブ著作部門大賞を受賞した。この本はあまりに詳細にわたる研究だったため、島自身も忘れている部分があり、若手棋士との対局で島がある変化手順について尋ねたところ、「島先生の本に載ってました」と答えられたというエピソードがあるほどである。

他にも島朗九段は『島ノート』や『読みの技法』といった棋書を出しており、これらの本も将棋ファンには人気の高い内容となっています。


・島ノート 振り飛車編

四間飛車、三間飛車、中飛車、向飛車に登場する戦法を紹介した本。
鬼殺し向かい飛車、カメレオン戦法といったマイナー戦法から 藤井システム、ゴキゲン中飛車、中田功XPなど当時の最新戦法についても紹介、研究した本。
多くの戦法をわかりやすく紹介し 気になる変化を末尾で研究するというスタイルは、級位者から段位者まで高い人気を誇っている一冊です。

これも復刊ドットコムで復刊要望されている本です。


・読みの技法

羽生善治、佐藤康光、森内俊之の3人のトップ棋士に島朗がテーマ局面を出題し、羽生、佐藤、森内が読みを披露する本。
高度な内容で、読みや大局観を参考にする本で こういった企画は今までに無く面白いタイプの本として評価を受ける。

高度すぎてアマチュアには難しい本だが、後に似た企画の『戦いの絶対感覚』シリーズが出版されます。
この『読みの技法』が基になっているのは間違ないでしょう。

・戦いの絶対感覚


『読みの技法』の企画を引き継いで、今度は棋士一人がテーマ局面に対して読みを披露する本。
構成も『読みの技法』とほぼ同じ。

『戦いの絶対感覚』シリーズも内容が高度で、アマチュアには難しい本でしたが プロ棋士の読みの深さを実感できるシリーズとして人気があります。

ちなみに羽生善治の戦いの絶対感覚は、羽生善治の将棋の教科書・実戦篇――戦いの絶対感覚として2015年に再販されました。 内容は2001に出版された物と全く同じ。



最近は『イメージと読みの将棋観』がそのシリーズを継承している本といえるでしょう。

・イメージと読みの将棋観

こちらの本はかなり級位者向きに噛み砕いている本で、構成も面白く読み物として楽しめます。
将棋世界で現在進行形で連載されており、人気の企画です。



島朗九段は、こういった 読みの技法・新版角換わり腰掛け銀研究・島ノートなど、まとめた本を書くのが非情に上手い棋士でアマチュアから絶大な人気があります。



では話を戻して『角換わり腰掛け銀研究』について。
『角換わり腰掛け銀研究』は、プロの実戦例から局面を研究していく本なのですが、その参考になった実戦譜の総譜が掲載されていません。
莫大な実戦から局面を紹介しているので、本で紹介していくとなるとページ数がどんどん増えていく一方です。
これは仕方ありません。

角換わり腰掛け銀研究を読んで、紹介された実戦譜がどんな物か気になったので、わかる限り実戦譜をここに載せていこうと思います。


●新版角換わり腰掛け銀研究 実戦譜 kifファイル集

最近将棋の棋譜でーたべーすが閉鎖して使えなくなったという話が出ているので、実戦譜をkifファイルにまとめてアップローダーに上げておきました。
スマートフォンなどに入れて、棋譜並べという活用法もできるかと思います。


新版角換わり腰掛け銀研究 実戦譜 kifファイル集
downl.jpg

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、kifファイルが中に入っています。
kifファイルはフリーソフトの『kifu for windows』で再生する事ができます。

Androidは『Kifu for Android』で再生する事ができます。
iPhoneは『kif for iPhone』で再生する事ができます。


kifファイルに問題がある場合は、アップローダーのメールフォームから連絡を頂ければ対応します。




・第1部 木村定跡
1.木村定跡
p9
1947年 名人戦 木村義 対 塚田正

p10
1948年 順位戦 木村義 対 丸田

p11
1956年 その他 加藤一 対 二上

p14
1987年 全日プロ 中原 対 泉


2.木村定跡への疑問点
p19
1957年 順位戦 板谷 対 京須


3.後手守勢の布陣




・第2部 現代角換わり腰掛銀の登場
1.遠見の角
p24
1986年 棋王戦 谷川 対 勝浦

p29
1986年 天王 丸田 対 中原


2.矢倉型への攻め
p34
1986年 勝ち抜き戦 東 対 谷川

p35
1990年 王将戦 森下 対 大島 (データベースに無し)

p36
1991年 NHK杯 東 対 先崎

p37
1991年 王将戦 塚田泰 対 中川

p38
1991年 勝ち抜き戦 青野 対 森内

p39
1992年 IBM杯 丸山 対 村山聖

p42
1990年 竜王戦 谷川 対 羽生

p43
1990年 棋聖戦 丸山 対 先崎 (データベースに無し)

p45
1990年 NHK杯 泉 対 先崎 (データベースに無し)

p47
1990年 王位戦 勝浦 対 高橋


3.後手からの桂頭攻め
p51
1988年 勝ち抜き戦 中原 対 宮田利

p53
1990年 棋王戦 羽生 対 島

p56
1990年 王座戦 泉 対 中田宏 (データベースに無し)

p58
1991年 竜王戦 丸田 対 小野 (データベースに無し)

p59
1992年 王座戦 丸山 対 島

p60
1990年 新人王戦 神崎 対 先崎

p63
1990年 王座戦 小野 対 屋敷

p65
1991年 王位戦 谷川 対 中田宏


4.7筋不突き待機策
p69
1988年 名人戦 谷川 対 中原

p71
1992年 早指新鋭戦 中川 対 佐藤康

p74
1992年 順位戦 小林宏 対 泉

p76
1989年 王座戦 青野 対 中原
1991年 勝ち抜き戦 屋敷 対 脇

p78
1990年 順位戦 羽生 対 脇

p80
1991年 王位戦 丸山 対 田中寅
1988年 王座戦 桐山 対 中原

p83
1993年 順位戦 飯塚 対 三浦

p84
1990年 新人王戦 木下 対 森下

p86
1993年 王座戦 谷川 対 羽生

p88
1988年 勝ち抜き戦 井上 対 中原


5.争点回避策
p93
1988年 全日プロ 中原 対 谷川

p94
1989年 全日プロ 谷川 対 森内
1988年 NHK杯 谷川 対 島

p95
1986年 王将戦 島 対 南

p96
1988年 王将戦 島 対 加藤一
1988年 王将戦 谷川 対 島

p100
1988年 棋王戦 青野 対 羽生
1989年 全日プロ 森内 対 谷川

p102
1989年 棋聖戦 勝浦 対 森下

p104
1988年 順位戦 青野 対 南

p107
1990年 全日プロ 谷川 対 羽生

p108
1991年 王将戦 郷田 対 宮田利

p110
1990年 王将戦 青野 対 島 (データベースに無し)

p112
1990年 順位戦 青野 対 塚田泰

p115
1990年 棋聖戦 宮田 対 森内 (データベースに無し)

p118
1990年 王座戦 米長 対 阿部
1990年 棋王戦 中川 対 森内

p120
1988年 竜王戦 中原 対 島

p122
1987年 天王戦 青野 対 森下

p123
1990年 棋聖戦 中原 対 屋敷

p125
1989年 王座戦 中田宏 対 小野 (データベースに無し)

p126
1952年 名人戦 木村義 対 大山
1991年 全日プロ 桐山 対 森下

p129
1990年 NHK杯 鈴木輝 対 勝浦 (データベースに無し)

p131
1990年 順位戦 谷川 対 青野
1990年 若獅子戦 村山聖 対 高田



・第3部 基本型の研究
1.升田定跡の手順と実戦
p137
1990年 王位戦 森内 対 中田宏

p138
1948年 その他 升田 対 塚田正
1991年 新人王戦 佐藤秀 対 森下

p140
1991年 棋王戦 中川 対 森下

p143
1991年 竜王戦 勝浦 対 島
1948年 その他 升田 対 塚田正

p145
1987年 十段戦 桐山 対 高橋

p146
1991年 早指新鋭戦 丸山 対 佐藤康


2.後手の積極策
p155
1987年 王将戦 島 対 米長
1991年 順位戦 阿部 対 丸山

p159
1991年 全日プロ 中川 対 森下

p161
1991年 順位戦 塚田 対 米長

p163
1992年 棋王戦 平藤 対 田中魁

p164
1992年 王将戦 丸山 対 小林宏

1986年 順位戦 小林宏 対 富岡

p165
1992年 順位戦 長谷部 対 日浦

1991年 順位戦 丸田 対 井上

p166
1993年 棋聖戦 屋敷 対 島

p168
1991年 王座戦 塚田泰 対 米長

p171
1991年 順位戦 谷川 対 塚田泰

p173
1991年 王位戦 谷川 対 中田宏

p174
1991年 順位戦 石田 対 塚田泰


3.丸田流△4四銀への急攻策
p178
1947年 順位戦 小泉 対 丸田 (データベースに無し)
1991年 勝ち抜き戦 谷川 対 森内

p181
1991年 順位戦 谷川 対 米長

p182
1991年 早指戦 小野 対 米長

p184
1992年 新人王戦 平藤 対 阿部

p187
1991年 王将戦 羽生 対 森下
1992年 勝ち抜き戦 中原 対 村山聖

p192
1991年 竜王戦 谷川 対 森下

p195
1991年 王将戦 谷川 対 森下

p196
1992年 竜王戦 谷川 対 羽生

p200
1991年 全日プロ 米長 対 富岡

p203
1992年 棋聖戦 羽生 対 郷田

p206
1992年 銀河戦 先崎 対 植山 (データベースに無し)

p208
1992年 棋聖戦 谷川 対 郷田


4.1手ためる新作戦
p213
1992年 竜王戦 森内 対 堀口弘

p215
1992年 王位戦 村山聖 対 佐藤康

p216
1992年 順位戦 屋敷 対 阿部

p218
1992年 新人王戦 丸山 対 森内

p219
1992年 竜王戦 中川 対 富岡

p220
1992年 順位戦 森内 対 中村

p222
1991年 竜王戦 谷川 対 森下

p223
1991年 王将戦 谷川 対 中原
1992年 棋王戦 阿部 対 西川慶
1992年 棋聖戦 平藤 対 藤原直

p227
1992年 順位戦 丸山 対 畠山成

p232
1991年 全日プロ 中川 対 米長

p233
1992年 順位戦 飯塚 対 武者野

p235
1992年 早指戦 小野 対 谷川

p236
1991年 全日プロ 丸山 対 島

p237
1993年 棋聖戦 郷田 対 谷川

p243
1992年 王将戦 村山聖 対 羽生

p245
1991年 天王戦 中川 対 谷川

p248
1992年 王位戦 先崎 対 真田

p251
1992年 棋聖戦 郷田 対 神崎

p254
1993年 棋聖戦 先崎 対 日浦


5.最も激しい順
p256
1991年 竜王戦 小林宏 対 森下
1990年 棋聖戦 村山聖 対 小林宏 (データベースに無し)

p259
1993年 新人王戦 畠山鎮 対 森内

p263
1994年 順位戦 青野 対 森下

p268
1992年 王位戦 丸山 対 米長

p269
1993年 棋王戦 谷川 対 羽生

p271
1993年 棋王戦 谷川 対 佐藤康

p272
1993年 棋聖戦 福崎 対 谷川

p274
1993年 竜王戦 中川 対 森内
1993年 王座戦 畠山鎮 対 阿部

p275
1993年 銀河戦 阿部 対 土佐
1994年 竜王戦 平藤 対 長沼

p276
1993年 竜王戦 真田 対 郷田

p278
1993年 棋聖戦 真田 対 深浦

p279
1994年 王将戦 谷川 対 中原

p282
1993年 銀河戦 阿部 対 所司

p283
1993年 早指戦 谷川 対 真田

p285
1993年 王座戦 屋敷 対 深浦

p287
1994年 勝ち抜き戦 畠山成 対 島
1993年 王位戦 福崎 対 阿部

p290
1993年 全日プロ 中村 対 深浦

p291
1991年 銀河戦 田中魁 対 佐藤康
1991年 王位戦 長沼 対 富岡

p292
1993年 竜王戦 中村 対 村山聖

p293
1993年 順位戦 中村 対 桜井

p295
1994年 順位戦 丸山 対 郷田

p297
1993年 竜王戦 中川 対 高田

p299
1993年 順位戦 佐藤秀 対 達

p300
1993年 順位戦 谷川 対 高橋

p301
1994年 日本シリーズ 米長 対 島

p304
1993年 王座戦 神谷 対 土佐

p306
1994年 棋聖戦 羽生 対 谷川

p308
1993年 順位戦 大島 対 植山


・第4部 現代角換わり腰掛銀の諸問題
1.後手飛先を放置
p312
1990年 王位戦 谷川 対 佐藤康

p315
1990年 順位戦 塚田泰 対 高橋

p318
1991年 順位戦 大野 対 桐谷
1992年 竜王戦 村山聖 対 神谷

p319
1992年 NHK杯 屋敷 対 豊川

p320
1991年 王将戦 森内 対 米長

p321
1991年 新人王戦 丸山 対 深浦

p323
1990年 棋聖戦 勝浦 対 谷川
1990年 王位戦 中村修 対 所司 (データベースに無し)

p324
1990年 棋聖戦 丸山 対 所司 (データベースに無し)

p325
1991年 順位戦 小林宏 対 所司

p327
1990年 順位戦 青野 対 田中寅
1988年 竜王戦 丸田 対 日浦

p329
1990年 棋聖戦 伊藤果 対 森下 (データベースに無し)


2.端の問題
p332
1991年 竜王戦 先崎 対 畠山鎮

p333
1991年 順位戦 福崎 対 島

p335
1991年 順位戦 中川 対 中田宏

p337
1991年 棋聖戦 森内 対 村山聖

p339
1991年 順位戦 神崎 対 畠山鎮

p340
1992年 順位戦 羽生 対 鈴木輝

p342
1992年 順位戦 植山 対 畠山鎮


3.後手6三金型
p344
1989年 王座戦 谷川 対 鈴木輝

p346
1991年 竜王戦 小林宏 対 鈴木輝 (データベースに無し)

p350
1993年 王将戦 中村修 対 神谷
1993年 棋王戦 丸山 対 中村修

p351
1993年 竜王戦 真田 対 井上

p352
1990年 棋聖戦 勝浦 対 鈴木輝 (データベースに無し)

p354
1990年 IBM杯 羽生 対 鈴木輝

p356
1989年 王座戦 青野 対 井上


4.後手6筋位取り
p359
1990年 王位戦 塚田泰 対 丸山

p360
1990年 王将戦(王位戦?) 勝浦 対 丸山 (データベースに無し?)

p361
1990年 王座戦 丸田 対 郷田 (データベースに無し)

p363
1992年 勝ち抜き戦 羽生 対 丸山

p365
1992年 勝ち抜き戦 中川 対 高橋


5.後手6二金─8一飛型
p368
1990年 王位戦 谷川 対 佐藤康

p369
1990年 竜王戦 青野 対 佐藤康

p371
1989年 王座戦 鈴木輝 対 井上


6.二枚銀
p373
1986年 全日プロ 谷川 対 加藤一

p374
1991年 王位戦 羽生 対 島

p375
1990年 全日プロ 丸田 対 関浩 (データベースに無し)

p377
1989年 NHK杯 日浦 対 二上 (データベースに無し)

p378
1992年 王座戦 深浦 対 室岡

p379
1992年 棋聖戦 郷田 対 塚田泰


7.現代の千日手打開
p383
1992年 竜王戦 羽生 対 佐藤康
1992年 王将戦 村山聖 対 羽生
1992年 順位戦 畠山成 対 先崎

p384
五十嵐 対 関根茂 (データベースに無し)

p385
1990年 勝ち抜き戦 佐藤康 対 羽生

p389
1988年 順位戦 森信雄 対 中田宏

p391
1986年 新人王戦 泉 対 塚田泰

p394
1988年 勝ち抜き戦 鈴木輝 対 中原

p396
1994年 順位戦 青野 対 島
1993年 竜王戦 羽生 対 谷川



・最新研究
1.端を手抜きの△6三金
p402
1998年 名人戦 谷川 対 佐藤康

p404
1997年 全日プロ 谷川 対 村山聖

p405
1998年 竜王戦 羽生 対 塚田泰


2.最新の6筋位取り
p413
1998年 名人戦 谷川 対 佐藤康
1997年 名人戦 谷川 対 羽生

p416
1997年 王将戦 谷川 対 丸山

p417
1997年 王将戦 丸山 対 森内 (データベースに無し)

p418
1998年 棋王戦 北浜 対 先崎

p420
1997年 竜王戦 中川 対 先崎

p421
1995年 棋聖戦 谷川 対 北浜
1996年 王位戦 谷川 対 丸山

p422
1997年 勝ち抜き戦 阿部 対 堀口一


3.その後の基本形の進歩について──補足
p424
1996年 順位戦 鈴木輝 対 田中魁 (データベースに無し)

p425
1995年 竜王戦 田中魁 対 井上 (データベースに無し)
1995年 王位戦 森内 対 郷田
1997年 全日プロ 中川 対 飯塚 (データベースに無し)

p428
1995年 新人王戦 深浦 対 井上

p429
1995年 新人王戦 深浦 対 郷田


本を読みながら検索していき、終わってみると膨大な数の実戦譜が並んでいました。
これほどの数の実戦譜を調べ、研究して書籍化した島九段の功績は素晴らしいと思います。

しかしこれでも島九段の思っていた事の7割しか書けなかったらしく、島九段の研究の深さと情熱には感心するばかりです。
そしてこれだけの数の棋譜のほとんどが登録されている 将棋の棋譜でーたべーすの便利さも改めて思い知りました。
『角換わり腰掛け銀研究』を読む際に、上記の実戦譜も一緒に見てみると感覚がなお身につくでしょう。

B級戦法の達人はA級戦法の達人?

私はB級戦法が好きです。
B級戦法とはプロではあまり指されないマイナー戦法の事です。
ちなみに奇襲戦法は、正しく対応されると不利になるハメ手寄りの戦法の事です。
B級戦法は正しく対応されても互角、そんなに悪くない というのが奇襲戦法との違い。

最近は戦法を一本に絞っていますが、一時期は色々なB級戦法に手を出したりしました。

イロモノの王様 一間飛車戦法端角中飛車
それらが 奇襲大全 という本に載っていて、初心者の頃に見て こんな戦法があるんだなぁと将棋の広がりを感じました。

・奇襲大全


本の名前は『奇襲』大全と 奇襲戦法ばかり扱っているように思われますが、実際の所はマイナーなB級戦法を中心に紹介した本です。
奇襲大全の戦法について、詳しく載っているサイトがあるので紹介します。
興味がある方は、サイトを見て自分に合った戦法を見つけてから 奇襲大全を購入してみる事をオススメします。


●奇襲サイト紹介
将棋異端戦術の研究
ここに一間飛車について書かれています。

端角中飛車は 二次元人空間 というサイトの二次元人の将棋術に詳しく書かれています。
二次元人さんのサイトには、奇襲大全の戦法が詳しく載っています。

他に奇襲戦法で勝つのサイトにも詳しく載っていますで、興味がある方は見てみると良いでしょう。


B級戦法は、メジャー戦法とは違った独特の手が多く 見る度に驚かされます。
上の奇襲大全の中に入っている戦法には、本当に驚かされました。
一間飛車なんて絶対にありえないと当時は思っていましたから。



そんな中に出会ったもう一冊の本がこれ、今回のテーマとなる本です。
『B級戦法の達人』

・B級戦法の達人

この本も上の奇襲大全に劣らない、面白い戦法が沢山載っています。
今回はこの本について語りたいと思います。
この本、実は凄いんです。

当時の初期版(1997年)が出た時のラインナップがこれです。


第1章 対振り飛車のB級戦法
平美濃返し / 右四間端棒銀 / 鳥刺しモドキ / ポンポン桂 / 端美濃囲い

第2章 振り飛車のB級戦法
偽装宗歩四間 / 逆襲!変幻飛車

第3章 相居飛車のB級戦法
矢倉崩し左美濃中飛車 / 難攻不落銀立ち陣 / 最短!ノーガード戦法


今回この本を紹介した理由は、大文字の戦法についてです。
当時はB級戦法と呼ばれていた物で、到底プロでは使われる事はない と思われていたこれらの戦法。
特に平美濃返し と 逆襲!変幻飛車
この戦法はなんと今ではプロで普通に採用されています。

さっそくどんな戦法か紹介していきましょう。


●平美濃返し
対振り飛車用の戦法です。
平美濃返し2
▲7六歩と突かず▲7八銀~▲7九角~▲5七角と角を動かし、▲6八玉~▲7九玉~▲8八玉と 角道を止めた左美濃にするのが先手の狙いです。

当時は狙いも単調で、天守閣美濃や居飛車穴熊がありプロでは見向きもされない戦法でした。
ですが、最近になって事情が変わり この戦法がプロで採用されるようになります。

藤井システムの登場により、天守閣美濃や居飛車穴熊に簡単に組めなくなりました。
そこで現れたのが飯島栄治七段

飯島七段がこの戦法に改良と研究を加え『飯島流引き角戦法』と呼ばれ プロで採用されるようになります。



基本は後手番の戦法ですが、先手引き角戦法も載っています。


今年2009年8月26日に『新・飯島流引き角戦法』も発売され 今現在もホットな戦法です。

上の平美濃返しの図は、そのまま飯島流引き角戦法に載っている同じ図です。
角道を開けないため、藤井システムの角筋を使った怒涛の攻めを根本的に食らわないのです。
当時はB級戦法と呼ばれていましたが、なんとこの戦法をあの羽生善治九段も採用。

朝日オープン 藤井 対 羽生
相手は振り飛車御三家の藤井。

NHK 長沼 対 佐藤康
他に佐藤康光がNHK杯で採用

順位戦 中村亮 対 糸谷
これは割と最近の将棋。
糸谷が採用。



『平美濃返し』『飯島流引き角戦法』の違いは、難しい所ですが 平美濃返しに飯島プロが改良と研究を加え 対四間飛車以外に対ゴキゲン中飛車にも使えるように研究した と思って貰えれば良いでしょう。
居飛車側も玉が堅いので強い攻め合いが可能なのが魅力です。

こうしてB級戦法だった平美濃返しはプロでも採用される戦法になりました。



しかしこれだけでは終わりません。
B級戦法の達人は、後のメジャー戦法を隠し持っていました。



●逆襲!変幻飛車
いかにもB級臭のする名前ですが、どんな戦法か図を見てもらいましょう。
最近の将棋に詳しい方なら一目でピンと来るでしょう。

逆襲!変幻飛車
これが変幻飛車の基本図です。
図から▲8六歩△同歩▲同銀が狙い筋です。
当時は角交換をして手損。
そして何と角交換に弱いはずの振り飛車に構える。
さらに8筋から棒銀で仕掛けるなんて筋悪でB級戦法の代名詞のような戦法でした。

ですが、この戦法どこかで見た事がありませんか?





そう、今流行の角交換振り飛車です。
狙いも指し方も同じで

初手から
▲7六歩 △3四歩
▲2二角成 △同銀
▲8八銀 △3三銀
▲7七銀 △8四歩
▲6八飛(下図)

変幻飛車
後手の△4五角を防ぐための▲6八飛の途中下車も角交換振り飛車と同じです。
この指し方は現在では『角交換振り穴スペシャル』や『角交換振り飛車』などに紹介されています。
どちらも最近の本で、今現在プロの主流戦法の1つになっています。


通称レグスペとも呼ばれています。






藤井猛九段が連採し、独自の新手を加えて今では升田幸三賞を貰うほどの戦法になりました。
今やプロが採用するA級戦法です。


次にプロでの実戦を紹介します。
王位戦 三浦 対 植山
プロでのデビュー局。

順位戦 丸山 対 藤井
藤井猛九段も採用して快勝。今では升田幸三賞を受賞し、完全なメジャー戦法に。

順位戦 村山慈 対 長岡
若手同士の戦い。

王位戦 藤井 対 羽生
ついにタイトル戦で登場した角交換四間飛車。新手筋▲7九金からの向かい飛車で羽生相手に快勝。



プロでは含みを持たせるためにすぐに角交換せずに△4二飛と様子を見る手がほとんどです。
しかし角交換後の狙いは、変幻飛車と同じです。
この戦法がプロで指されるようになった経緯は、居飛車穴熊対策です。

今現在も居飛車穴熊が猛威を振るっている将棋界では、いかに居飛車穴熊を封じるかが振り飛車党の課題です。
そこで早期に角交換をする事で、居飛車の穴熊を根本的に封じます。
振り飛車側は穴熊か美濃の選択肢があります。
駒組みに注意しておけば、振り飛車側は角を打たれる心配はありません。
こうしてプロ棋界で角交換振り飛車は猛威を振るいます。

猛威を振るった結果、逆襲!変幻飛車の進化系が登場。
佐藤流ダイレクト向かい飛車です。

ダイレクト向かい飛車1
初手から
▲7六歩 △3四歩
▲1六歩 △8四歩
▲1五歩 △8五歩
▲2二角成 △同銀
▲8八銀 △3三銀
▲7七銀 △7二銀
▲8八飛!(上図)

変幻飛車では▲6八飛と一旦途中下車していた所を▲8八飛とダイレクトに飛車を振る。
確かに手損せずに▲8八飛と振れれば最高です。
これが佐藤康光九段が出した新手 佐藤流ダイレクト向かい飛車です。
▲1六歩から▲1五歩も欲張った手で、これが本当にプロの将棋かと言われたものです。

しかし図で△4五角が気になりますが・・・。
まずは本家佐藤の実戦から。

順位戦 佐藤康 対 郷田
△4五角には▲3六角が用意の受け。
以下成り合いで大熱戦になります。
負けてしまいましたが、プロでの採用率は高く 今現在最先端の流行戦法です。

詳しい変化は MO magazine~将棋と城のHP~ダイレクト向かい飛車 にありますので参考に。


いくつかプロの実戦譜も置いておきます。
棋王戦 阿部 対 羽生
順位戦 森雞 対 野月
銀河戦 橋本 対 森内
銀河戦 渡辺 対 丸山



ダイレクト向かい飛車については角交換振り飛車応用編に詳しく書いています。



逆襲!変幻飛車から始まった角交換振り飛車はこれからもどんどん指される事でしょう。
これらの戦法は、B級戦法の達人に載っていた1997年時点ではB級戦法だったかもしれません。
しかし今ではプロも採用するメジャー戦法となりました。
当時からこんな凄い戦法を載せていたこの本は凄いなぁと思いました。





ところがこれだけでは終わりません。
上2つほどメジャーでないにせよ、B級戦法の達人は他にもプロで指されている戦法があります。



●端美濃囲い
端に美濃を作る戦法で、玉の堅さが売りです。
まずは図を。

端美濃囲い
▲9八玉型なので藤井システムの攻めを食らいません。
この戦法はなかなか有力で、1999年に田中寅彦九段が本を出しています。



上の2つの戦法ほどメジャーではありませんが、藤井システム対策でプロでもちらほら見かけます。
順位戦 高橋 対 久保
女流 鈴木 対 上田
棋王戦 森内 対 久保
順位戦 淡路 対 石川


本当に稀な登場ですが、これからも指される可能性のある戦法です。



他にもポンポン桂が藤井システム対策として考えられると振り飛車党の杉本昌隆七段が自著で語っています。

ポンポン桂の実戦例はないが、振り飛車党の杉本七段が振り飛車破りの戦法として紹介しているので、振り飛車党としても侮れない戦法ということでしょう。
藤井システムの影響で△7一玉型が増えたので、居飛車側もやれると書いています。




B級戦法の達人に載っていた戦法が今ではメジャー戦法に。
これらの戦法が当時、プロで指されるとはB級戦法の達人を書いた週刊将棋も思っていなかったでしょう。
端美濃囲いやポンポン桂がプロで採用される日もあるかもしれません。
あるいはそれ以外の戦法が・・・。

もしかしたらA級戦法の達人と呼ばれる日が来るのかもしれません・・・。



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